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【詐欺のキーワードにも世相が反映】

震災関連で

Googleアラートで毎日送信されてくる「詐欺」関連ニュース。

タイトルをチェックすると、話題にのぼっている「キーワード」「キーフレーズ」を利用する状況設定が非常に多い。

2011年3月の東日本大震災以降しばらくは、「東北の復興予算が潤沢」「工事需要が活発」「原発関連の仕事」に絡めたでっち上げ話を持ちかけ、受け皿の「でっち上げ会社謄本」を用意する。

こうした震災関連デマ話の持ち掛けは、新聞紙上をにぎわす頻度が一時より減りましたものの、被災地は以前の復興半ばにあるために、あちこちでこの手の話は湧いては消え、消えては湧きを繰り返していると聞きます。

今後は仮想通貨?

仮想通貨への加熱投資、相場の乱高下、「億り人」の存在、コインチェックでのハッキング事件・・・、現金の詐取が詐欺の目的なので、現存通貨のアンチテーゼである「仮想通貨」が、詐欺トピックスになりえるだろうという予測は矛盾しますが、使える材料は何でも使うというのが反社のスタンス。

世の中の大半、もちろん私も含め「仮想通貨とはなんぞや?」を理解していないでしょうから、矛盾のあるなしにも気が付かないのではないか?と思う次第です。

2020年東京オリンピックや万博も?

昨年、地面師によって大手ハウスメーカーが巨額の被害に遭いました。

別に「東京オリンピック」が詐欺のキーワードになったわけではありませんが、被害に遭った背景に、東京オリンピックを3年後に控えて不動産需要が売り手有利になっている、という心理を巧み付いた部分もあると聞きます。

「この機会を逃すと、こんないい物件に2度と巡り合えないかも・・・」といった強迫観念に訴えるといいますか。

このケース、一つのパターンとして悪用されていくのではないかと、ついつい考えてしまいます。

ついでの云えば、大阪が万国博覧会開催地に名乗りあげているそうですね。

オリンピックの次は万博。

高度経済成長期よ、もう一度!を夢想させるコンセプトは、私の世代など一種のノスタルジーを覚えさせますが、こうしたビックイベントがつまらん詐欺に汚されるないよう、切に祈るばかりです。

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