よくある質問

会社謄本活用

質問1 会社謄本はどこで手に入れることができますか?
法務局で手に入れることができます。そのほかにインターネットでも登記の情報が手に入れられるようになりました。
質問2 インターネットで手に入る会社謄本と法務局で手に入れる会社謄本はちがいますか?
ちがいます。インターネットでとる会社謄本は登記情報といい、銀行や役所への正式な書類になりません。銀行や役所から会社謄本の提出を求められたときは、よくご確認ください。
質問3 どこのサイトで、登記の情報を提供していますか?
「登記情報提供サービス」のサイトをご覧ください。会社謄本だけでなく、不動産の登記情報も手に入ります。
質問4 料金はいくらですか?
インターネットでは334円、法務局では600円です。インターネットを利用する際は、クレジットカード決済が可能です。
質問5 会社謄本にはなにが掲載されているますか?
本店の住所、資本金、代表者と自宅住所、会社の目的、取締役などの情報が掲載されています。
質問6 会社謄本をいちばん用途は、主になんでしょうか?
取込詐欺を常套手段にしている会社ではないか?のチェックに使えると考えます。会社謄本特有のパターンから、取込詐欺のニオイがしないか?を推測することができます。
質問7 会社謄本のどこに注意を置いて、見ればいいのですか?
まず、現住所に本店を置いてどれくらいの時間が経過しているか?に一番注意を払ってほしいともいます。
質問8 現本店になってからどれくらいの時間が経過したかは、どこを見たらわかるのでしょうか?
会社謄本の一番下に「登記記録区」という欄があります。前本店があればここにいつ?どこから?が記載されていますので、すぐにわかります。
質問9 「会社成立の年月日」を見れば、業歴が長いかどうかがすぐわかります。それでも現本店がいつからか?が大切なのでしょうか?
どうしても普通は、業歴に目を奪われがちです。しかし詐欺集団は、業歴に注目がいくことを知っているので、それを逆手に取ります。1~2ヶ月前に休眠会社を買って、見栄えの良い会社に仕立てるのが手口の一つです。従って「業歴の長さ」に惑わされないため、現本店がいつからか?に注目する必要がありますし、その形跡を閉鎖謄本に見いだせることを知っておきべきです。
質問10 それでは、閉鎖謄本とはなんですか?
前本店、前社名など現在、使われなくなってしまった情報が載っている謄本です。前本店の登記情報などが閉鎖謄本にあたります。履歴書に例えると、職歴欄の前職・前々職と考えるとイメージしやすいと思います。インターネットでも入手できます。商号・本店・会社の目的・役員・代表者がが頻繁に変わっているかいないか、を閉鎖謄本でチェックするのが大切なポイントです。
質問11 閉鎖謄本は何のためにチェックするのかポイントを教えてください。
大きなポイントのひとつとして、「休眠会社」の形跡がなかったか?をチェックすることです。職歴にたとえましたが、前職以前が荒れている人は要注意というのと同じで、閉鎖謄本にも問う事項の多くに変更が見られるならば、要注意ということになるのではないでしょうか。
質問12 閉鎖謄本の取り方を教えてください。
「登記情報提供サービス」から入手する場合、商号・本店を入力します。閉鎖謄本であれば、検索結果の画面に「閉鎖謄本」という表示がされます。一方、法務局へ直接請求に行かれる場合には、申請書に「閉鎖謄本取得」等の旨を記入する必要があります。
質問13 なぜ閉鎖謄本を見て、休眠会社の形跡があるかをチェックする必要があるのですか?
全ての例がそうだとはいいませんが、休眠会社は詐欺集団に悪用されやすいからです。
質問14 どこを見ると、休眠会社の形跡があるとわかりますか?
役員が同じ時期に一度に入れ替わった、会社の目的が180度変わった、役員の退任日・就任日・登記日にタイムラグがある、といったところにその形跡が疑われます。
質問15 その他に注意した方がよいことは?
会社の謄本を見て、疑問に感じたことは、相手方に質問して答えていただく・・・という姿勢を常に意識することです。質問をして、態度が変わる・はぐらかすなど普通じゃない対応を取ったときは、注意する必要があると思います。
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