写真はwikipediaより
関東大震災が起きてから丸100年の今日。
ほぼ50年前の小学生のころ、
「大地震は50年周期でやってくる・・・」
こう聞かされた恐れおののいたもの。
明治34年生の祖父が、
朝、御用聞きで受けた注文が心配になり、
地震の後、すぐそのお宅に走り
「出前はいかがしましょうか?」
「馬鹿野郎!それどこじゃ、ねぇだろうが!!」
怒鳴られたとか。
小学生の頃は、実体験の声を聴けましたねぇ。
あれから50年。幸いにして
東京を襲う直下型地震は起こっていません。
地球規模の暦でいうなら
50年も500年も大差はないのかもです。
・・・とはいっても、東日本大震災を始め、
日本のあちらこちらで直下型地震が起こっていることは
報道等でも目にするところ。
また東海地震や南海トラフ地震など
広範囲に被害が及ぶと予測される災害には
「事前に備える」ことが大切です。
2011年3月6日。東日本震災の前週。
ボクシングの興行で仙台に一日滞在していました。
朝、新幹線で出かけ、夜、何事もなく帰宅。
2011年3月11日。目黒商工会議所で講演。
40数名の受講者を前でお話しをしているときです。
都内ですら激しく揺れ、当然公演は中止。
いつどこで何が起こるかなど、まったく分かりません。
思い返せば
1995年3月20日、地下鉄日比谷線恵比寿駅。
地下鉄サリン事件です。
狂信的信者がサリンをばらまいたその前の電車に
乗り合わせていました。
会社についてから、事の次第を知る始末。
この事件は、自然災害とは違いますが
日頃から耳に入る情報を正確にとらえて、
出来る備えは怠らない。
防災の日にあたり、こうした意識を改めたいと思います。
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