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水谷豊

自伝を読んでおります。

「熱中時代 刑事編」を
TVにかじりつき夢中で見ていたのは中学生だった1979年。

子役から喜寿を過ぎた今に至るまで
途切れることなく第一線で活躍。
舞台裏で及びもつかぬ努力があるでしょう。

この自伝の中で、こんな一文がありました。

「成功の秘訣はひとつしかない。楽しむこと」

水谷豊が外国の飛行場の寿司屋で
一緒になったコロンビア人から聞かされた話。
正直、使い古された言い回しではあります。

しかし水谷豊自身が、
10数ページにわたる長台詞の暗記をある時から

「自分にしか味わえない喜びに変わったんです。
 大変じゃなくなったから、長く続けていくことが出来た」

「どんなことでも、見方を変えれば、
 嫌なことも楽しいことになります。」
「楽しくなるように物事を考えようと思ったんです」

これには、しびれました。
こういう発想になれるからこそ、
長きにわたる活躍ができるのですねぇ。
 

ふと……、
まことに僭越の極みではありますが、
自分に置き換えると

「この仕事、うまくいくかなぁ」
「ぶっつけ本番、一発勝負。絶対に、しくじれない」

現地調査の際、気負いすぎや緊張で、
がんじがらめになってしまうことがある。
とてもじゃないが「楽しむ」余裕などありません。

しかし、私の仕事などとは
比べ物にならぬ緊張感の中で撮影に臨む同氏のマインドに
心から感動した次第です。

ほんの少しでも、キツイ場面でこそ
「楽しむ」ように努めよう。そう考えよう。
この本に出会えてよかったと心底思いました。

そういえば・・・、
ちょい役でこのドラマに出演したことがあったんだ。
しっかりしないと(苦笑)

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