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【帝国データバンクが手掛けない行動調査】保険金詐欺事件で威力発揮

保険金詐欺

偽装事故で保険金詐欺か 男3人を逮捕 岐阜市」 こんなニュースを目にしました。

保険会社にとっては、いや保険会社でなくても、まことに質の悪い事件です。

故意に事故を起こし、保険金をだまし取る…、「自動車販売業」を営む男が逮捕者におりましたから、外部協力者がいて詐取した保険金を山分けしたといったところでしょうか。

おそらく保険会社は、保険調査員を駆使し弁護士と連携しながら、真相を究明したに違いないでしょう。

そういえば相当以前の話ですが、弊社の取引先にも「保険調査員」がおりましたねぇ。。。

後遺症がひどくて仕事ができない

先の事件はいかにも荒っぽく雑なシナリオのような感じですが、「事故の後遺症がひどくて仕事ができない」とウソをつき、保険金をだまし取る。。。

これまた質の悪いのもおります。

「歩けない」「腕が上がらない」だから「仕事ができない」 保険会社だって、「コイツは怪しい」と感じても、面と向かって「あんた、バカも休み休みいうもんだ」とは口が裂けても言えません。証拠がありません。

そこで、私どものような行動調査を業とする会社に依頼して、1週間なら1週間、保険金受給者を監視する。

いくら演技が上手であっても、ウソを演じ続けるのは至難の業なんだな、とつくづく思います。

そうした奴らのなかに、パチンコに行ったり、庭で体操をしていたりするのがいるそうです。

保険会社の前では「手が動かない」と泣き言行ったりごねたりするくせに、一人の時に欠伸をしながら両手を空に向けての伸びをする・・・そういう決定的瞬間をウォッチするために、調査会社を使うのです。

冗談のような話でが、実際にこんな話はゴロゴロしていると現場に人から聞きました。

いずれにしても、本当に後遺症に苦しんでいる人を冒涜するようなことが許されてはなりません。

ところが・・・

生保の場合、当事者が亡くなっていて、遺族なり第3者が保険金を受け取ります。

この保険事故に何らかの問題が内包されていると、これは話がややこしい。

警察が出張ってくる話でございまして、腕が上がるとか上がらないどころの騒ぎでは済まなくなります。

弊社でも、ある生保会社から、弁護士経由で調査を依頼されたことがありましたが、一筋縄では済まなかった記憶がございます。

とにかく、どんな保険会社でも、保険金を払ったら払いっぱなしではなく、疑義のある保険事故は死んだふりしながら、きっちり後追いをしています。

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