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パクリ屋に用心する③

代表取締役の住所が
実態をきちんと示していないこともあります。
枝番までしか表記されていなく、
共同住宅の建物名が記載されていないケースです。

下をご覧ください。

 

 

 

 
上の社長の場合、実際にはワンルームマンションが居所でした。
しかし、マンション名は表記されていません。
一見すると、戸建てに住んでいるのかな?と思いたくなります。

この社長は詐欺の常習者で、架空会社を複数持っていました。
その架空会社の登記を数社入手したところ、
ワンルームマンションの号数が判明したというわけです。

号数が判明したからといって、当人がこの部屋に住んでいるとは限りません。
このマンションに管理会社を尋ね、
事情を話して、当該人物が過去住んでいたか?を調べてもらったところ
契約者の該当すらないという有様でした。

寄留していたのではないでしょうか?

住民登録をしていても、そこに住んでいるとは限りません。
こと、こうした詐欺事案については
社長がどこにいるか?が不鮮明な場合はよくある例です。

こういう会社に対して、売掛金の回収は絶望的に困難です。
会社謄本を見て、社長の住まいから
その会社の実態有無を感じ取る習慣を身につけたいところです。

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