「会社謄本を分析し、詐欺会社かを見極める」
これが私の得意分野。
しかし・・・そういう見方から、
離れられないからこその欠点がある。
「詐欺やマル暴が関わっていないか?」
それを調べるためだけに
会社謄本があるわけではありません。
今更ながら気づかされる始末(苦笑)
先日、ある会社に尋ねたいことが出来ました。
ネットで調べた会社へお電話をすると・・・
「この電話は、現在使われておりません」
女性の事務的な声が、受話器から流れてきました。
「えっ」と思い、Googleのストリートビューを見ると
すでにその会社はなく、コンビニへと変わっている。
「まいったな・・・、どうしようか」
アレコレ何時間か考えては妙案なく、
むやみやたらに、キーボードを叩いても核心情報に至らず。
・・・と
「あっ、会社謄本か」
登記情報提供サービスに接続し
その会社の法人情報を入手すると
当たり前ですが、代表取締役の住所が分かりました。
後日、その社長さんをお尋ねし、
知りたいことを伺うことが出来ました。
なんでも、高齢のため10年ほど前、会社を畳んだとのこと。
「詐欺じゃないか、の形跡をつかむ」
「暴力団絡みか、の匂いはしないか?」
会社謄本を見れば、
そんなことばかり考えていましたので、
こんな基本的な使い方に気が付かず、恥じるばかり。
まだまだ日々是勉強です。
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