帝国データバンク発行の日刊誌「TEIKOKU NEWS」、こちらを購読しているのですが、
いわゆる「パクリ屋」、つまり取込み詐欺の注意喚起が
結構な頻度で掲載されます。
転売しやすい商材に照準を定め、最初の2回は現金決済で小口取引。
「支払の良い客」と安心させてから、3回目の取引で掛け売りの大口注文を出す。
納品させた後、金を払わず商品とともにトンズラ。
手口はワンパターン、大昔から詐欺手法です。
怪しげな会社かどうかは、会社謄本を読み込めば、ある程度分かります。
とはいっても、会社謄本を見慣れていない人に、ハードルが高い。
そこでもう少し簡単な見抜き方を、ここでご紹介しましょう。
代表取締役の住所をチェックするだけでも、ちがいます。
ココ!をGoogleのストリートビューで見てみる。
詐欺会社の場合、その社長の自宅は、
びっくりするほど貧弱であることが多い。
「高額の取引持ちかけておいて、こんな住まいっておかしくないか?」
その通りです。
詐欺会社の社長は「名義貸し」のケースが大半。
生活困難者に僅かの小遣い銭をやって、
代表取締役に据えてしまうのです。
詐欺が発覚した後は、トカゲのしっぽ切り。
「『カネをやるから、名前を貸せ』と言われた」
とお決まりの供述で、被害者は泣き寝入り。
こんな目に遭わないよう、社長自宅は
しっかりストリートビューで確認しましょう。
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