「闇バイト」
いまや「言葉」としてすっかり定着しました。
検査官によると、
闇バイトを募集しているサイトでは、
「探偵のお仕事」と謳われているそうな。
まったく迷惑この上ない。
募集要項に「探偵のお仕事」と添えておけば
まさか強盗の一味になるとも思わないでしょう。
秘密をのぞきみるような興味もそそられるし。
そして、こんな話も検査官から。
「押入り強盗のリスト作りを探偵業者が…」
「えっ、本当ですか?!」
「…と書きたてた週刊誌がありまして…」
「いやはや……」
真偽不明ながら、
このように雑誌で書かれてしまうと、
警察でも情報収集に回らざるを得ない。
「…という訳で、そんな噂があるご同業がいたら」
「ハァ」
「ぜひお知らせいただけませんか?」
と言って出してきた名刺は、
所轄署ではなく本庁の生活安全課。
所轄署の生安課2名で来るのが通常ですが、
闇バイトが取り沙汰される昨今、
警察も解決に躍起なのがヒシヒシと伝わります。
先日、警察庁長官が会見で
「体感治安の悪化が懸念される」と述べました。
新しい犯罪手法の出現に、
危機感を抱いている表れでしょう。
ともかく、立入検査の大切さを実感した次第
ところで、暑い盛りにいらした検査官へ、
お茶のペットボトルをお渡しようとしたら、丁寧に固辞。
時節柄、仕方ないちゃ、仕方ないんですが
「なんだか、世知辛くないですねぇ。。。」
そんな愚痴をぶつけるくらいは
勘弁して頂こう(笑)
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