ここ10年くらいの間に、ライフワークの審判活動のため、海外へ40回ほど出かけました。
アジア地区が中心ですが、みなさん、日本語は話せませんから、
やり取りをするには共通語が必要。英語になります。
といっても他愛ない話が多いですが…。
私の英語歴は、高校・大学と入学試験のために勉強した程度。
「読む」専門で、「聞く」「話す」は未経験。私の世代はそんな方が大半ではないでしょうか?
オンラインの英語のキャリアは10年ちょっと。25分のレッスンの受講歴が1500回くらい。留学はゼロ。
今でも「聞く」「話す」は本当に苦労しており、「中学校2年生の教科書レベルかなぁ」と感じております。
海外とのやりとりは、メール・SNSといった「テキストベース」ですので、
幸い受験英語が役に立っており、時間をかければ…の条件付きで、何とかなっています。
ただ、実際に会話となると、
「三人称単数や現在形過去形をすっとばす」
「云われたことがわからずポカーンとする」
「ネイティブが会話している内容が全く分からず、目が泳ぐ」
それでも、海外から繰り返し審判のオファーをいただけますから、
最低限レベルはなんとか超えているのかなぁ…と。
もちろん、こんなレベルでいいと思ってもいないですが…。
アジア圏をみると、フィリピン人が飛びぬけて上手です。
学校教育は英語ですし、子供のころからテレビでアメリカの放送に接しています。
香港・マカオの人も上手。
韓国の人は、若い世代の人に堪能な人が多い印象ですが、年配層はほとんどダメ。
日本・中国本土の人も同じようなパターン。
あくまで個人的な印象ゆえ、異論はあるでしょうか、
どんな世界でも、「英語の必要性は高まっている」と感じます。
それにともなって、英語学習をサポートする仕組みが本当に豊富になりました。
留学などしなくても努力次第で、喋れるようになる。
良い世の中だなぁ、とつくづく思います。
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