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冷やかし(前半)

※写真は「PHOTO AC」様のフリー素材から

昨日・一昨日は採用候補者の調査、
つまり調査会社の立場から書きましたが
今日は、私が採用面接をしたときのこと。

採用面接を「冷やかし」に来る人がいる…。
まだまだ私もおぼこかった…、なんせもう20何年も前の話。
そんな輩がいるなど、思いもよらず。

さて、その「冷やかし」との面接。
受け答えはのらりくらり、おまけに馴れ馴れしい。
積極的に採用する理由はありません。

お預かりした履歴書を、
不採用通知とともに返送いたしました。

数日後、切手の貼っていない封書を郵便局員が持参。
あて名書きを見ると、ものすごいクセ字で
例の人物が差出人とすぐわかりました。

「お受け取りになられますか?」
「はい。」
「では、切手をこちらに貼ってください」

こういう手紙は、絶対受け取ってはいけません。

「そんな封書を受領するということは、
 あなたを相手にする意思がある…、そんなメッセージを発信するのと同じ」

あとで、社長に叱られました。その通りです。

さて、手にした封を開けると
罵詈雑言が書き綴ってある手紙が一葉、
入っています。

不採用とはいえども、
面接でぞんざいな扱いをしたつもりはないので
そんな封書を受け取り、不愉快極まりない。

憤慨しているところに、
張本人から電話が入る。
馴れ馴れしい口調ながら、時折、急にキレては

「どうして、採用してくれなかったの?お宅に入社したかったのに」

こんな電話が2,3日続き、
応対にうんざりしながらも、やがて収束。

一連のやりとりは、大変勉強になりました。

ところが・・・、それから1年ほど経ち、
再び採用面接を実施したところ、この人物が再エントリー。
面接の日時を予約した職員から名前を知らされ、気が付く始末。

続きは明日に。

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