調査業、探偵業、20数年この業界におりますが、
自社の宣伝広告をどうやってするか?
お金をかけずに、どうやって名前を知ってもらうか?
もっとも効果的だったのは、「狭い分野で一番になる!」でした。
「1番でないとダメなんですか?2番じゃダメなんですか?」
こうおっしゃった政治家がいますが、2番じゃダメです。
誰にも負けない武器を持たないと。特に零細企業は。
いえいえ、そんな「武器」などありゃしません……と思われるでしょうか
極めて狭い分野で強みを見出せば、案外なんとかなるものです。
そこで「ギネス世界記録」。
1分間で最も多く石鹸を積み上げる、3分間で最もエビを食べる、
くだらないったら語弊がありますが、
自分にしかできない特技を狭いカテゴリーで見つけること。
これだと思います。
私の場合は、「会社謄本の分析」。
調査会社の人なら、だれでもやっている・知っている知識なのに
一般の社会人は、だれも知らない。
このギャップに気が付いて、アチコチに売り込みをしました。もちろんコネなどゼロ。
売り込み方法については、別の機会にご紹介するとしても、
その結果、「本の著者」「セミナー講師」という2つの肩書ができました。
本の出版は2度。もちろん商業出版で、労力はかかりましたが、きちんと印税を頂いております。
セミナー講師は、東京商工会議所の支部をメインに、30回以上の機会をいただきました。
調査業・探偵業というのは、ややもすると怪しげというか際物に思われがち。
しかし、「本を出版しました」「商工会議所で講師をやってます」というと
相手方の私への信用は増しますし、見る目も変わってまいります。
ですから、とりもなおさず
零細企業ほど、「自分の強みを『ギネス記録化』する」必要があると
強く感じます。
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