解散総選挙か?
ついこの間までマスコミが大騒ぎしていましたが
当面はそうした動きもなさそう。
「なぜ、こんな人が選挙に出ているのか?」
国選・地方選かかわらず、
選挙公報を見て首をかしげることもあれば、
政見放送を見て笑い転げることも。
日本は民主国家ですし、
思想と言論の自由が保障されています。
良いと思うことを主張できるのはすばらしいことです。
国家元首をブロガーが批判すると、逮捕される国もあるというのに。
とはいえ、ずる賢い考えの人もいるわけで
「企業の横暴を糾弾する」と御旗を立てながら
その実は、特定企業に対する恐喝行為。
選挙期間中、ある企業の本社前で、徹底的にその会社をこき下ろす。
裏で金員のやり取りが露呈し、
のちに候補者が逮捕という事件がありました。
国政選挙に出馬しようとすれば
高額の「供託金」を積まなければなりません。
衆議院の小選挙区なら300万円。
だれでも立候補できる、というものでもない。
一方で、市区議会選挙ですと30万円で済む。
30万円が高いか安いかは人によりますが
国政に比べれば、ぐっとハードルは下がるます。
先の逮捕者はここに目を付けたわけですね。
東京23区には、名だたる企業の本社が集まっています。
選挙管理委員会も立候補してきた人物に
どれだけ違和感を覚えようとも「思想の自由」があるので、
「あんた、それはおかしいだろ」とは強く云えず。
ゆすりたかりの類は論外ですが
売名行為・・・というと語弊があるので
個人・企業の広報/宣伝と考えたらどうか?
テレビCMを流す費用を考えたら、
きわめて格安です。→ PDF
失礼ながら「泡沫候補」たちが支払った費用と
彼らが狙う効果、言い換えれば思惑とは、一体何なのか?
これを頭において選挙を眺めると、なかなか面白いものです。
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